自作ブリーザーキット作成&取付け

 今回は、ブリーザーキットを作成して取り付けます。

ブリーザーとは自己解釈になりますが、エンジンのクランクケースは通常、

密閉されており内部にはエンジンオイル・空気等が入っており、エンジン内部での

爆発による発熱の余波で膨張し、爆発によるピストンを押し下げる力に負荷と

なっています。それで、負荷となっている膨張分の空気をクランクケース外に逃がす

ためのものです。

  あと、ブリーザーホースの内径と長さによっても、ある程度効果が変わってきます。ホースの内径が大きく短い場合と内径が小さく長い場合では、ホースの内径が大きく短い方が効果が大きいです、効果と言っても良い効果だけでなく悪い効果もあります。

 

〇良い効果:爆発によるピストンを押し下げる力への負荷が減り、馬力(トルク)が

      上がる。

      クランクケース内の温度が下がり、オーバーヒートを起こしにくくなる。

 

〇悪い効果:ピストンを押し上げる力への負荷が減りエンジンブレーキの効果が減る。

      クランクケース内の温度が上がりにくくなり、暖機運転が長くなる。

      エンジンオイルの劣化が早くなる。

      ブリーザーホースからエンンジン音等が漏れ出てくる。

 

 今回、使うパーツはヤフオク!ストア OneS&M(株式会社ワンズアンド)制の

ブリーザー取出し用オイルキャップ・スーパートヨロンホース・キジマ製ガソリンフィルター・キジマ製ホースバンドです。

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ブリーザー取出し用オイルキャップ

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スーパートヨロン

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ガソリン・フィルター

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ホースバンド

 この中で加工したのがガソリン・フィルターで内容は内径6パイホース取付け部分を

切り取り、内口径を電機ドリルで拡張しました。

 

 車体取付けは、オイルキャップを純正品から交換し、ホースを接続、ホースが車体の

動きの邪魔にならないように配置、ホースの途中でガソリン・フィルターを取付け

出来上がり

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ホースの配置




車体全体だとやっぱり、青いホースが目立つ、後でホースカバー(黒)を買ってきて

つけよう。

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全体画像